2011年11月28日月曜日

木枯らし吹く肌寒い夜には、みんなでとん汁食べよう。


テーブルクロスとランチョンマットをカフェ風にしてみました!
ひそかに寮の1Fをopenなスペースにしようと目論み中(-ω-)ふふ
お楽しみに。









こんばんわに。
ともです。

11月最終週になりましたがいかがお過ごしでしょうか。
邑南町は寒い、それは寒い冬を迎えます。

タイヤをスタッドレスへ変えようとソワソワしたり、
『カメムシが多いから雪が大量だよ』といいあったり。


横浜や東京では雪が貴重だったけど


もはや
雪かきが日常となるようなそんな初めての冬に
早くも恐れおののいてます。




ただ、
いつかTVでみたシチューのCMみたいに


家の中はぽかぽかで
あったかいご飯と
ファミリー的ピープルがいれば


乗り切れる気がしてます。


うぇい!


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写真は本日の夕陽と
晩ごはん。

雲井の里(産直)で買った味の濃い人参、
農業研修の先生から頂いた大根、
自分たちで収穫した里芋とサツマイモ、
邑南町産のしいたけ。 とん汁。と大根サラダにぶりの照り焼き。



2011年11月26日土曜日

出張レポート【とも】山形・鶴岡市&銀座・ラベットラ




こんばんわに!ともです。
イトウチャーノに引き続き、出張レポです。
今回は料理という枠組みから少しズームアウトして、報告したいと思います。
※いつもより少し真面目な感じですが、おつきあい頂けると幸いです^^


■今回の出張の目的:
1)地方(田舎。都会からの交通手段が乏しい場所)のレストランに
人を呼ぶには何が必要か。を自分なりに見つけること。
2)客目線になり、満足や感動の引き金は何か、感じること。

■結果1:鶴岡市とアルケッチャーノについて
(鶴岡市、またアルケッチャーノに関して人を引きつける理由について
鶴岡市役所のお話、政策推進課のお話、山形大学教授のお話、
レストラン訪問で感じたことから、以下の4点と考えました)
1)奥田シェフの牽引力(スペイン出張中でお会いする事は叶いませんでしたが・・)
→民間から地域に影響を及ぼす人物の存在
例:プロモーション力(受賞歴、メディア露出など)、販路の開拓、鶴岡市の飲食店の競争力を高めレベルアップに…市役所職員談

2)鶴岡市としての取り組み
ユネスコの創造都市ネットワーク(英語ページへリンク)へ「食文化」部門での登録を目指しており、そのための政策を産学官、農工商官連携で進める。
例:【鶴岡食文化映画祭の開催】食文化をテーマとした映画や食を通じて命の大切さを学ぶ作品を上映。14店舗のレストランと定型詩、映画にゆかりの料理を創作し地域の食文化を楽しく味わうイベント。約2週間。

【鶴岡食文化アーカイブプロジェクト】地域に継承される在来作物を「生きている文化財」と位置づけ、その普及と庄内の食文化の価値を見つめ直すことを目的とする。…イトウちゃんがレポートしてくれた料理講習会はこのプロジェクトの一環。在来作物のレシピ集「はたけの味」を発行し、それをテキストとして地元の農家レストラン「知憩軒」のお母さん&娘さんが講師となる。

など、ほかにも様々なプロジェクトを随時進行中。

3)レストラン自体のコンセプト
→最初から最後まで、地域に根ざしたものを大事にする印象が端々から感じられた。
例:【スタッフ実家の米】牡蠣と甘鯛のリゾットの説明の際「…わざとウロコを残す調理法となっており、またこちらのお米はスタッフの実家でとれた新米になります」と。実家アピールは斬新!と驚きましたが、それだけうちの実家の米はうまいんじゃい!と自信を持ってるんだなあ、愛だなあと感心していました。

【入り口付近のディスプレイ】

←こちら。素敵だなぁ〜〜〜!!と思ったもの。

庄内の大きい地図(外国の古い地図風にデザイン)に
関係している生産者さんたちの写真とコメントが
書いてある!!!

あなたたちのおかげで、
おいしいご飯がいただけます!ありがとう!

といった感謝の気持ちがあふれてる。すごい。




【名前】
店内のメニュー表。

地元のもの、使ってますよ〜〜!
のアピールがいっぱい。

朝日村の栗とか庄内浜の魚介と〜とか
言われたら、そこがどこかピンとこなくても
勝手に収穫の時をイメージして、
なにか親近感をわかせてしまう。ふしぎ。
ちなみに、アル・ケッチャーノは
イタリア語ではなくて、

「あるけっちゃーの」
(そこにある)
という意味の山形弁らしい。笑

すてきなユーモアです。






4)市民レベルでの取り組み
→2)の一環でもあるのですが、【鶴岡食文化女性リポーター】といって
新たな集客方法、情報発信を展開するため、在来作物の畑やレストランなどで交流をし、食と農の物語をPRするリポーター集団。facebookにアカウントがあります


■まとめ1:鶴岡市とアルケッチャーノについて

レストランだけが、行政だけが、など「点」で面白い事を仕掛けるのではなく
飲食店、街、市民が面となって、同時多発的に、同じ目標
(鶴岡市では在来作物の継承とユネスコ創造都市ネットワークへの登録)に向かって
多様な挑戦をすることが、その地域への来訪にプラスの相乗効果を生む、と感じました。

つまり、顧客の期待値の分散も可能になる。
レストランのレベルをあげたり、質を保つことはもちろんだけれども、
トータルで「きてよかった」と思える体験ができる環境を整えることも
同時に、かなり大事なのでは。

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ふう。

深呼吸。。。

つぎいきます!


■結果2:銀座 ラベットラ&落合シェフについて
無条件というか、心から動かされたことに考察づけるのは難しいですが
形式的に、分析調でそろえてみます。以下、感動の引き金要因まとめ。

1)シェフの人柄
スケジュール帳はいつも真っ黒、前日まで出張つづき、、と超ご多忙にも関わらず
幸運にも!本当に幸運に!シェフと直接お話できる機会があり、
料理修行中の旨をお伝えすると、激励のお言葉を頂きました。

“料理はうまくて当たり前。プロだからね。
でも、いつも同じ味にする事は料理人の命題。お客さんに「今日も変わらずおいしいね」って言われるのが最高の褒め言葉”

と。

がつん!と胸にひびきました。
シェフ、お忙しい中ありがとうございました!まず、料理人として当たり前の「うまいメシ」を提供できるように、研鑽して参ります!味蔵で、笑顔になっていただけるように、がんばります。

2)料理
ベットラの料理には終始感動しっぱなしでした。。
なぜ感動したのか、その内訳を落ち着いてから考えました。
【A: 迷ったから】
夜のコース料理で1前菜、2パスタ、3メイン を選ぶのですがその選択肢の豊富なこと!料理名からイメージするだけで、もうわくわく。期待値がどんどんあがっていきます。落合シェフの書籍を拝読していたため、どれもストーリーがあるメニューとして、絞り込むのが困難でした。(6名でいったため、違うものを頼んだりしました)

【B: 驚いたから】
メニューを選んだだけで、相当の期待をしていたのは言うまでもありません。
ただ、前菜が運ばれてきて「!!」 驚いたのはそのボリューム!量が期待を上回り
驚きにつながりました。

【C: 笑顔になっていたから】
とにかく、おいしい、おいしい、とばかりいっていました。
まわりも終始、笑顔笑顔。おいしい料理を食べたとき、人間自然と笑みがこぼれるって
ふしぎ。イトウチャーノの至極幸せそうな顔をとり忘れていましたが、アップしたかったです。

【D: 記憶に残ったから】
ひとつずつ前菜、パスタ、メインを自ら選ぶ仕組みであること、
一度に選ぶ数は「3つ」までであること、などが「私はどんなお皿を注文した」と
記憶に残りやすいのではないか、、と感じました。



はい。みなさまおまちかね。
料理写真、一挙公開です。空腹時にみるのは危険です

注)私が頼んだもの以外も入っています。私がオーダーしたものは(と)とつけます。

【前菜】たことセロリのサラダ(と)
イタリア食堂「ラ・ベットラ」のシークレットレシピ」を読んでから、絶対食べてみたかった!!!!
固くならないように沸騰させずにぐらぐら湯だてるたこ。
どんな歯ごたえなんだろう。どんな食感なんだろう。。。。

ごくっ。。

ぱくっ。。



キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!




はい。取り乱して失礼しました。
自粛し、次へ参ります。



 【前菜】アボガドとマグロのサラダ
【前菜】いわしのサラダ










 【パスタ】トマトとバジルのパスタ(と)
 【前菜+α】トマトとバジルのサラダ

写真なし(がーん!)【メイン】牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(と)
お肉の柔らかさといったら!
ほぐれぐあいの虜になりました。
なんといってもソースが、、、野菜がとけ込んでいるはずなのですが煮込み、煮込まれて跡形もなく、濃厚な野菜の甘み、うまみが口中に広がります。 もう幸せでした。



【メイン】子羊の・・・すみません。追って名前確認します。








【ドルチェ】ティラミス!!!

【ドルチェ】モンブラン!!(と)

みてください。「え?モンブランて、うねうねしてなくていいの?」

いいんです!

マスカルポーネ?に、淡雪のような食感の栗クリーム。
なんと下層には
お米!!!!あまく、ミルクで炊いたのでしょうか。。

しっとり、ほわっ、プチ。食感も、甘さも。大好き。

こちらはベットラパスタに触発され、
早速挑戦したパルミジャーノ・ポモドーロ。

ううう。写真の処理で発色はいいですが、
実際オリーブオイルが足りず、
なんだかぱさっとした残念な結果に。。。

精進。精進。。。


3)サービス
基本的に「いらっしゃいませ!」の声がはきはきしていて気持ちよかった。
働いている人もとても活気があって生き生きしていた。
(後で知ったのですが、HPでスタッフ紹介が充実している!みなさん目標を持って働いている姿勢が伝わってくる!)
お店自体の雰囲気もフランク&カジュアルで料理に集中できた。



■まとめ2

もう、ズドカーン!って大きな大砲でうたれたような感動を引き起こすのは
人間的に成長することと、スタッフの目標を実現できる環境にすることと
とにかく「うまいメシ」が作れるようにならないと、、舞台にたてない。から
修行に出たり、本読んだり、経験つまなくちゃ、です。
(あああぁぁ。。最後ふわっとしてしまった。。。)


長々と、報告しました。
ここまで読んで下さった方、パンナコッタをサービスしたい気持ちです。

最後、苦悩な感じですみません。
暗中模索ではありますが、「耕すシェフ」の研修制度自体を
主体的に作り上げていく気持ちで引き続き取り組んでいきたいと思います。

出張、視察という素晴らしい機会を与えてくださった方々に
心から感謝申し上げます。


とも@外は霜がおりそうなマイナス2度。






出張レポート【イトウ】山形・鶴岡市&アルケッチャーノ

こんばんは。


イトウです。





新幹線乗り継いで12時間。





山形へ行ってきました。





まず最初に市役所へ挨拶を行きました。





その日は在来野菜を使った料理教室のイベントがあり、見学させていただくことに!
平田赤ネギと温海カブ(赤カブ)を使った料理3種でした。
カブとがんもどきの煮物(くずでとろみをつけ、カブの葉っぱがない場合、水菜で彩りを添えます)
ほうれん草と平田赤ネギのおひたし
(赤ネギをごま油で焼きます)
山形には在来種の野菜がかなりあり、平田赤ネギや温海カブは産直やスーパーで買える在来野菜との事。




そんな話を聞きながら、料理教室をしばらく見学させていただいて、アルケッチャーノにむかいました。











初めてのアルケッチャーノです。


店内はアットホームな感じのお店です。




しっかりいただきました。
味付けは素材の味を生かした味。
とても優しい味付けで、女性向けのように感じました。
使っている素材はほとんど庄内産で、地元愛を感じました。

料理は7品でした。

まず、
鮃と山女魚のテリーヌ

鮃と山女魚が交互に挟まれてます!
焼いてあるのは、皮を焼いたマスカット。
コショウの代わりに香ばしさを出すため添えてあるとのこと。
工夫が凄いです。















次に、

山羊の自家製リコッタチーズとトマトのカプレーゼ。
山羊を他の方にお世話してもらってると言ってました。
山羊臭さは全くなくて、ふわふわトロって感じのチーズでした。
周りに白く散らばるのは雪塩です。

その次は、

カブのリゾットです。
魚は皮目を鱗をつけたまま焼いた松風の甘鯛です。
牡蠣も乗ってます♪























次は、


はたはたです。
平田赤ネギがはたはたの上に乗ってます♪
素材の味がしっかりありました。
















お次が、


生ハムと白マッシュルームのクリームパスタ
クリームの中にキノコペーストを入れているそうです。
薄くスライスしたマッシュルームと生ハム…いいですね♪


















いよいよ次が…


メインです。
庄内牛との事。
上の葉はクレソンと人参葉です。
バルサミコソースがお肉の回りにかけてあります。


















最後は、


ズコッティ(右上)と塩アイス(左下)です。
↑には季節限定でドライチェリーが入っていました。
意外とすっきり食べれました。





















トータル7品。ジックリ食べてたのでなかなかお腹一杯でした。



料理を一つ一つしっかり説明してくれたので、なるほどと思いながら食べてました。




アルケッチャーノ編はここまでで、次の更新がラ・ベットラになる…!でしょう。


・・・イトウでした。

2011年11月24日木曜日

帰ってきました。メラメラ。

写真は鶴岡駅に降り立った時のご一行(+2名)。


こんにちは。ともです。

激動視察出張から戻りました!詳細はまとめ中なのでもう少し待って下さいね(^^)

2011年11月21日月曜日

人を呼ぶレストランの魅力とは…?

こんばんは。ともです。


今日は山形に泊まり、明日、奥田政行シェフの山形イタリアン『アルケッチャーノ』へ行きます!その後、落合務シェフの予約の取りにくい『ラベットラ』へ行きます!

わくわく。


アルケッチャーノHPによると、ソースをなるべく使わない、お水や塩を料理によって使い分ける、など庄内の食材をいかすための独自の調理法を生み出しているそうです。

生産者との信頼関係、絆の強さがメニューに表れていて、全国から人を呼ぶ理由の一つになってるんじゃないかな…

新幹線を使っても

飛行機を使っても

長距離バスに乗っても

あのレストランに行きたい、あの人に会いたい、あの場所を訪れたい


そんな風に思い慕われる場所には、どんな思いの人がいるんでしょうか。
何が人を惹き付けるのでしょうか。

カリスマ?料理?雰囲気?サービス?笑顔?パワースポット?

うぅ…楽しみです!


お腹すくように、新幹線で足を床から1センチあげてみます。。。


おやすみなさい〜

2011年11月20日日曜日

私…ファンになりました!

こんばんは。
 
 
 
 
 
皆さん寒くなってきましたね。
 
 
 
しかしまだまだ寒くなるとの事です。
 
 
 
だけど、寒くなっても食べたい癒やしが…味蔵の近くにあるんです♪
 
 
味蔵に背を向けた先に見える、坂の途中に、シックスプロデュースさんのミューズってお店があるんです!
 
ここはカフェって感じのお店で、牛乳やロールケーキ、特製グラタンなどがあるんです!
 
その中でのちょ〜お気に入りが、ソフトクリームとジェラートです♪
 
無添加で保存料も入っていないのです。
美味しいんですよね〜♪
 
 
 
ソフトクリームは、スタンダードが激お気に入りです♪
自然放牧の牛乳を使っているので、季節によって味に変化があるんです♪
美味しいのは変わらないのに〜♪
味の違いは通って食べてみないとなかなか解らないかもしれないですね。
しかし通う価値あり♪
私は時間があれば行ってます(笑)
 
因みに、キャラメルとチョコソースがありますよ♪
キャラメルは苦みがあるのです。
それがまたソフトの甘さと合うんですよ!
チョコは甘め♪
た〜っぷりの甘さに思わずにやつきます(笑)
ウマウマ♪
ソフトの画像がなくてごめんなさい(^_^;)
 
画像がないので、実際に行って見て食べてください♪
 
ジェラート!
一番最初はシングルで食べました!
ブルーベリーです♪
邑南町産ブルーベリー♪
二度目は、ダブル♪
 
そして…
 
 
 
ドヤァァァ…
 
トリプル♪
素晴らしい…♪
 
美しいですね♪
 
シークゥアーサー、抹茶、ブルーベリーのトリプルアタック!
 
もう…サイコーやー♪
 
しかし4つ乗せまで可能ですが、個人的にはトリプルが一番綺麗かと(笑)
 
甘さ控えめですっきり食べやすい。
ええですよ〜♪
味の説明するより、食べてもらった方が早い!
気に入ると思います!
 
僕なんかお気に入りすぎて…
 
いつもレジでソフトかジェラートか…って頭抱えてます(笑)
 
どっちか決めても、ソフトなら、スタンダードかキャラメルかチョコソースか… って悩み。
 
ジェラートなら、トリプルに決めてから、下に何を入れるかって悩み、上二つを悩む(笑)
個人的鉄板は、下段ブルーベリー、上段シークゥアーサー、ゆずソルベです。
 
所謂、酸味一体(笑)
 
組み合わせは個人の好みでどうぞ♪
 
ブルーベリーは以外と上に乗せると落ちやすいので下段オススメです♪
 
一回落としちゃったんですよね…orz
 
皆さん落とさないように気をつけてくださいね♪
 
 
ではまた〜♪

愛と勇気、そしてアート!


おはようございます。強風続きの朝ですね、ともです。

さて、表題の件ですが、
われらが兄さん、「カメリエール・Kono」による
味蔵の運営方針が発表されました!


むう。


閉店後に習字道具でスペルを入念に確認する
カメリエール。(上)

いくぜ!書に目覚める瞬間のカメリエール(中)
※注 半紙は三隅の西田製紙所さん提供です。



完成!

イタリア語で

amore (愛)
coraggio(勇気 度胸)
arte(芸術、アート)







・生産者の方の思いをしっかり感じること
・素材に対してamoreを持つこと(無駄にしない、その素材が最もいきいきする方法を探求する)
・お客様に自信を持って地域の食材、地域の思い、をお伝えすること
・お客様のニーズに答えること(早さ、味、見た目、サービス)
・クリエイティブな気持ちでいること!(cool, clever, crazy)


さてさて、本日もランチから営業しております。

張り切ってまいります〜☆

2011年11月18日金曜日

激闘!つがに合戦。そして、垣崎醤油店さん訪問!

こんにちは。ともです。
こんなにカニと向き合った時間は生まれて初めてです。

紹介します。邑南町界隈の川に生息し、はさみに毛が生えている
超タフな彼ら。

そう。ここらではみんなこう呼びます。

TSU-GA-NI 
 いぇあ!ほら、みんなピースしてますよ。
ノリノリな彼ら。





鮮魚ならぬ、鮮ー甲殻類。あああ。
もうすごい元気。はさみが大きくて、
彼らをしとめるには勇気が、いりますよ!

ちょっと、本当に元気(で怖かった)ので動画で。伝われ伝われ伝われ〜。


大はさみ切り落とし&ふんどしはがし&解体 → 師匠 & イトウちゃん
かにみそ集約&エラと毛の散髪&甲羅切断→ とも

という役割分担で約5kg、20匹程度??とひたすら戦いました。
その後しばらく手がつがにエキスの香りだったことは言うまでもありません。

さて、その後色んな処理がありますが。

←こちらが、完成系!師匠作
【つがにのトマトクリームパスタ】
〜かにみそバターをお好みで〜

 ふあああ!!
ご覧下さいこの贅沢な出で立ち!
ヴィヴィッドな赤!香り高いかに!
濃厚なクリーム!これからの季節にもってこいですね。 

メニューにのるのは11月末ころになりそうです。
お楽しみに!

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さて、味蔵ではおなじみ、サラダのドレッシングに使用している
お醤油を製造していらっしゃいます垣崎醤油店さん(HPはこちら)を訪問してきました!

 「醸魂」ののれんをくぐると
4代目のこうじさんが迎えてくれました。












こちらは垣崎醤油店自慢のラインナップ。
やはりおいしさの秘密は、蔵の木桶仕込み!
発酵、圧搾工程を省く醤油店も多い昨今、垣崎醤油店さんは蔵の木桶で
発酵を行います。
さて、左の写真ですが
 深さ約1.5mはある大きな樽いっぱいの
こうじを発酵させている段階のものです。
お醤油というかもろみのような大豆発酵の香りがします。
撹拌し、空気を送り込む作業を
体験させてもらいました。^^

超、全身運動です。
お、おもい。

上記の工程が6〜12ヶ月続いた後、
熟成させたもろみは布につつまれ圧搾機にかけることで
生醤油と粕に分かれます。

 ←こちらが圧搾機にかけられ、生醤油を出し切り
ぱさぱさになったもろみ(茶色の)と、包んでいた布。

なんと、このパサパサになったもろみくん、
牛の餌へ変身するそうです。
※布はリユースへ。いい感じに年季はいっています。

近辺ですといわやの畜産に役立てられているようです。
餌にいれると牛の便通がよくなるとか。





※補足
3代目 ご主人の「柿酢」づくりを見せていただきました!

柿をアルコール発酵させ、酢酸菌を加えることで柿の酢となるそうです。

白いシーツ的なものを開けた瞬間、
強烈な、アルコールの香りが鼻、目、毛穴、、、顔面全体に!よってしまいそうなくらい、発酵が盛んに行われているようでした。

これからまた半年くらいでできあがるそうです。
すごい、根気づよさが必要な工程なんですね。。


垣崎さん、見学を受け入れてくださりありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします〜〜

2011年11月17日木曜日

農業研修&薩摩芋料理

こんばんは〜♪
イトウです。
昨日は味蔵は定休日で農業研修でした。
昨日は畑を耕して、玉ねぎの苗を植えました♪
品種は、もみじ三号。肩が張った形で、根の形がシュッとしています。
先生曰わく「干したら、他の玉ねぎよりはかなり日持ちする」との事。
の後は草むしり…。
その後味蔵に場所を移して薩摩芋の調理をF田シェフがやってくださいました♪
薩摩芋のローズマリー炒め。
オイルにローズマリーの香りをしっかりつけるのがコツだそうです♪
お肉の付け合わせなどにいいとの事。
ローズマリーの香りと、薩摩芋の甘さが良かったです♪





薩摩芋のニョッキ、クリームソース。
ニョッキは邑南町産の米粉で作りました♪
これもおいしかったです♪









後は…
ドヤァァァ………っと。
 手前から、左前グラタン、中前バーニャ、右カップポタージュ、真ん中ニョッキ、左中ローズマリー炒め、中奥スイートポテト、左奥ポテトサラダ
です。
これ以外に、大学イモど薩摩芋のジャム和えがありました。
芋尽くしでしたが、美味しくいただきました♪
( ̄人 ̄ )ごちそうさまでした♪
そして今日は…蟹との戦いがありました。
三カ所挟まれました。
凄く痛かったです(笑)
蟹については…あの方にお任せします。
では…また。

2011年11月15日火曜日

バースデー@まにすけ

こんにちは。ともです。12日にて25歳になりました。
facebookやメールでご連絡くださったかたありがとうございます!!!
これからもよろしくお願いします〜〜!


私事ですが、
わたしと寮友のあゆちゃん(ニックネーム:豆板醤)とバースデーが一緒!

ということで・・・


寮友3人で
石見隠れ居酒屋「まにすけ」にいってきました。



 大将自慢のうどん出汁(天然だし)を存分に使った
おでん!!!

おひとつ100円で会計時に自己申告します。

おっき〜な鍋から自分ごのみの具をとります。
全種類制覇は一度ではとても無理!な
ひとつひとつのボリュームがあります。

お豆腐とたまごとがんもどきをチョイス。
うううう、じゅ〜し〜です。
天ぷら盛り合わせ

エビ!

やっぱりエビ天はかっこいい。


つけ汁に生姜が入っていて
冷え性コンビはまた喜びました。

大将と。

元米軍基地でボーカルをしていたという大将。
ソラで300曲は歌える!ということです。
すごい。。。

早速Stevie Wonderを寒空の下ひとフレーズだけ
奏でてくれました。


京料理、音楽、歴史・・・
また色々お話聞かせてくださいね。







さて、A級グルメ立町の取り組みが今度は
日本海テレビに取り上げられます。
↓ 撮影風景



石見和牛のステーキ旬の地元産野菜添え。

ランチでもステーキコースか
スペシャルコースでご用意しています。








耕すシェフ制度もクローズアップされる模様。


さあ、日々吸収、吸収!


avanti!(前へ!)






2011年11月13日日曜日

今週は、娼婦のパスタです!?


こんばんは。

イトウです。

味蔵では金曜にパスタが変わります。
今週は秋刀魚と蕪のプッタネスカです。
白だとプッタネスカ風になります。

プッタネスカは、「スパゲティ・アッラ・プッタネスカ」が正式名称で
意味は「娼婦のパスタ」です。
ナポリの名物パスタで、娼婦は昼食時にも忙しく、海の物と山の物をごった混ぜにして、パスタにして食べた事が由来と言われています。


名前の由来は他にも諸説あり、「娼婦がお客さんをもてなすために作ったパスタ」とか「刺激的な味わいがまるで娼婦を思わせるパスタ」などの説があります。


アンチョビの小魚に、トマトソース、ケッパー、ブラックオリーブ、赤唐辛子、黒コショウなどで味付けします。
アンチョビの塩味、赤唐辛子の辛みを効かせる刺激的なパスタです。


今はこのパスタをベースに、秋刀魚と蕪のパスタを作っています。
白の場合はプッタネスカ風なので、フレッシュトマトを和えてます。
アンチョビ、秋刀魚の塩味が結構ある為、味付けが濃くなりがちです。


濃くなりすぎないように頑張ります。


では、これで。