2013年7月24日水曜日

【レポート】(7/21.Sun)「京ら屋さんの梅干しワークショップ@プチ味蔵in邑南町


目指せ!梅干しマスター!
このかけ声のもと、挑戦者たちが
邑南町の総合スーパー「アベル」内
プチ味蔵に集結した。
ちなみに、上記の写真は私が6月27日に漬けた梅を7月20日に
天日干しし、赤くしている様子。(特別協力:香楽市のみなさん)


今回のレポートの前段として欠かせないのは、
講師として梅干しのイロハを教えてくれた
「京ら屋」の村田洋子さんとその梅干しの物語である。


 「京ら屋の梅干しはね、私の母の味なんだけど、小さいころから子供ながらにうちの梅干しは色がきれいだなって思ってたんよ」
※色がきれいに仕上がる秘訣はワークショップにて解明


梅干しに囲まれながら(今年漬けた総量は16kgか60kg!)
洋子さんは語る。






見よ!この鮮やかな梅干しを・・・!

←H23のものとH24のもの。
古い方がやや色が褪せるというが
どちらも眺めているだけで唾液を出すには
なんら遜色ない。


一度口にすればまた食べたくなる。
ふくよかな果肉、ほどよい甘みと食欲を刺激する酸っぱさ。
初めは「お、甘めの梅干しかな」と思うかもしれない。
しかし次第にその甘さと塩味のバランスが、
梅干し単体でもパクリ、ぱくぱく、とつい手が伸びてしまう黄金比だと気づく。

もちろん生産工程は
1)山や敷地内に生えている梅の木から採取した完熟の梅を塩と砂糖でつけ、
2)干し
3)赤じそと梅酢で漬ける。

といったシンプルな流れで、化学調味料や添加物はない
(ビンのアルコール消毒はします)
さまざまな梅干しのレシピがある中で塩分濃度12%というのも
塩分を気にする方にとって嬉しいポイントだろう。

こちらは白梅の状態。

8リットル容器に
約4kgの梅を漬け、浸透圧でスペースが出来るとさらに梅を詰めていく方式で洋子さんの梅干し容器はどれもぎっしり。



 同じ状態ですが安達作のもの。
 完熟の梅だと張りがあり、果肉の多い梅干しになりますが、私の分はやや若い梅も混じっており、上記と比べてややシワシワなのがお分かりいただけるだろうか。

そう、梅干し作りは漬ける前から始まっているのだ!

つまり、京ら屋の洋子さんの梅干しは
☆梅選びがプロ
☆余計な物は入れないで安心
☆発色が美しい(※その秘訣はワークショプで)
☆酸味と甘みのバランスがヤミツキ

などの理由により、田舎料理バイキング「京ら屋」人気のメニューで、
リピーターが多く「この梅干しを買えないか」という要望に応える形で
いつからか数量限定で商品化(600g:1200円京ら屋にて購入価格)
するようになった代物である。


ふう。。前段が長くなりましたが
京ら屋の梅干しの魅力について共有できただろうか。


その梅干しに惚れ込み、実現したのが今回の企画。
母から受け継ぐレシピと作り方を惜しげもなく伝授してくれた
洋子さんにこの場を借りて改めて感謝します。


さあ、ワークショップだ!
梅干しづくりの概要を聞いた後、
早速参加者は赤じそを塩揉みする作業に取りかかった。

←赤じそは京ら屋農園と、町内の森脇さんのものを使用



ギュ、ギュ、としそを揉んでは絞り、水分を出す。

ここで注目して頂きたいのは
画像内マルで囲んだ液体の色。


なんということだ!


どす黒い、濃い紫だ!
「これがアクよ」と洋子さん。
このアクをしっかり抜くことで発色が美しい梅干しを作ることができるという。

「京ら屋の梅干しは、アク抜きのために、赤じその塩揉みを2回します。
 さらに梅酢で一度ゆすぎます」

これだーーーー!これがきれいな赤色にする秘訣だ〜〜〜!
アクをしっかり抜くこと。

 2回目の塩揉みの液体は
ほら!この通り
鮮やかな赤色になりました。
 そして会場内にはこの通り!
もみじが咲きました。



遊んだ後みたい・・・^^






レシピは
【京ら屋の梅干し】
漬けて干した梅・・・約600g
赤じそ(アク抜き後の状態)・・・100〜130g
梅酢・・・適量(容器が満ちるまで)

これを梅、シソ、梅、シソ、と交互に重ねて
最後に梅酢を注げば、
マイ梅干し作り、完了!あとは待つだけ。


今回はその梅干しを使い、2品
お料理も試食しました!

 雑誌「うかたま」に掲載していた
左)夏野菜と梅のオイル蒸し
右)梅と干アジの混ぜご飯

のレシピで頂きました。
どちらも夏の食卓にピッタリで
箸が進むご飯でした。




少数精鋭のワークショップでお互いの自己紹介も出来、
色々な発見や気づきを共有できた会ではなかったでしょうか。



参加者のみなさん!お疲れさまでした!
これからおいしい梅干し作っていきましょうね!
これであなたも・・・
梅干しマスター!

















2013年7月18日木曜日

(7/29, 30)ajikura本店臨時休業のお知らせ

香木の森公園内「ajikura」では毎週水曜日が定休日ですが
レシピ本制作取材のため、29日(月)、30日(火)を
臨時休業とさせていただきます。

なお、ajikura営業情報はこちらのカレンダーで確認できます。
http://sozaikobo-ajikura.com/event


8月14日(水)は営業いたします。

2013年7月7日日曜日

【レポート】(7/7.Sun)「月森シェフのクッキングライブ!@プチ味蔵in邑南町」

ゲリラ豪雨のような通り雨が住まい上空を通過して行きました。
七夕の昼下がり。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。


さて、今回個人的なタイアップ企画
■月森シェフのクッキングライブ!@プチ味蔵in邑南町
http://cuocoharapeko.blogspot.jp/2013/06/77sunin.html

を、無事開催いたしましたのでその様子をレポートします。

邑南町出身で島根は大田市と工房のある邑南町を拠点に
全国各地で活躍中の月森紀子さんを講師に迎え
邑南町野菜200%楽しむ!」をテーマに3品を教わりました。


10:50- 受付
11:00- 全体の流れ&ご挨拶

月森シェフ自ら描いたかわいいイラスト入りのレジュメで、みなさんレシピを確認します。



早速1品め
☆赤玉葱ドレッシング
 ・仕上がりは可愛らしいベビーピンクになりました。
  赤玉葱の色の濃さでまた最終的な色味が異なってくるそうです。
  生のリンゴが入ることでフルーティーな香りと食感を、
  梅酢を加えることで色味もきれいになります。

次に2品め
☆味噌スコーン
 ・小松菜を普段は刻んでいれるようですが、今回は月森さんのご実家でとれた
  ピーマンをさっと湯通しして刻んでスコーンの生地へ入れました!
 ・アレンジとして板わかめ+醤油の味なども人気だといいます。
 ・ポイントは、混ぜすぎないこと。食感がねちょっとしてしまうので
  サクサクスコーンを作るには、手際よくあわせる程度でした。
 ・電気オーブンはガスオーブンに比べて10度低いと思って支障ない。
 ・180度のオーブンで約15分(今回は17分ほどかかりました)
 ・刷毛で豆乳を塗る事でつや出し効果


そしてオーブンに入れている間に3品目
☆焼き野菜のバルサミコハーブマリネ
 ・焦げ目をつけるため、フライパンは強火で、表面を焼いたら引き上げる。野菜特有の食感は残す。
 ・有機認証のバルサミコ酢を使用。(←本当に香りがまろやかで美味しかった)
 ・一晩つけるとおいしいよ。


 ←筆記用具片手に熱心に聞き入る参加者たち。

オープンキッチンならではの見やすさがありました。






そして、、  完成☆ お楽しみのランチタイムです。
キャベツ、人参、ジャガイモは茹でてあります。






+香木の森ブレンドハーブティー(レモニー)

と食後のデザートorお持ち帰りで米粉のフィナンシェをプレゼント。
↑お久しぶりに会えた方も、町内参加の方もありがとうございます!
← 遠いところから来てくれました、Tさんご一行さま
ありがとうございます!


感想として、、、
 ・お腹いっぱいになって、スコーンを持って帰ります。という方
 ・赤玉葱ドレッシングの甘さがやさしくておいしい〜       etc...

楽しく、ライブに参加できたようで、主催側も嬉しい時間でした。

最後に、参加者の方は
邑南町の生産者、和田さんのズッキーニ&きゅうりと、
ajikura前プランターのハーブ(タイム&ローズマリー)を
お土産に、もって帰ります。

早速おうちでも、今日のデモのように作ってくれるでしょうか^^
「デモの大事なところはね、『あ、簡単!私にもできる』と思うところ」by月森さん





月森シェフ、参加者のみなさま、ありがとうございました!

2013年7月6日土曜日

(7/21.Sun)「京ら屋さんの梅干しワークショップ@プチ味蔵in邑南町

7月だ〜7月だ〜。夏夏夏夏ココナッツ。

でも島根の夜は涼しいです。
体感気温22度くらいの快適な夜にブログを更新。

さて、今回はIターンやUターンの人
そして田舎暮らしに興味のある人は必見なワークショップのお知らせです。

なんといっても、優秀な保存食であり、お弁当に一粒あるだけでよだれがでる
そう!「梅干し」が今回のテーマなのですから!!!!!!


しかも講師には田舎料理バイキングで
島根の超中山間地域で
街灯もない(正確には断った)場所に、リピーター&口コミによる新規客で
いつも大にぎわいの料理店「京ら屋」を営む、村田洋子さんをお迎えします。


詳細はこちら↓↓↓↓


■テーマ:田舎の知恵「梅干し」をマスターしよう!


■内容:梅干し作りのワークショップ

 1)導入&ご挨拶
 2)梅干し作りの概要説明
 3)梅干し作りの一工程、赤じそを漬けよう
 4)梅干しを使って・・・

















  
■時間:2時間
平成25年7月21日(日)15:00~17:00

■参加費:2500円(ワークショップ&実践&お土産付き☆)

■定員:10名 ※先着順ですのでお早めに

■持ち物:筆記用具、エプロン

■場所:プチ味蔵(ショッピングセンター アベル内)
 邑南町役場(邑南町矢上6000)を目指してお越し下さい。その真向かいです。

■お申込方法
  090-7425-2234 (事務局 安達)へお電話ください。
  「7月21日の梅干しの回、申込希望」の旨お伝え頂けますとスムーズです。